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パチンコ店体験談

バッドコミュニケーション編

あれは「走れコウタロー」を打っていた時でした。

その日の私は大量の出玉を抱え、シマ1番のみならず店1番の出玉を叩き出さんばかりの勢いでした。昼過ぎ頃にふらりと現れた御婦人が隣に座り、速攻で連荘させて私には及ばぬ程度の大量出玉を抱えた。ここまでは普通のパチンコ店内の風景です。

婦人は1箱以内、頑張っても2箱以内に当たりが引けないのが我慢できないタイプの人らしく、それまでの順調な当たりの気配が止まったとみるや、突如私に話しかけてきて、「この台もうでないから止めようかな」などとのたまったのです。まあこういうことを言う人はよくいるので、ああそうですか程度に返事したのですがやはり未練があるらしく譲歩案を生み出したのか、「少し(台を)休ませるかな」などとのたまいました。

まあ好きにすればええがな、浪花の商人(あきんど)の如く大らかな気持ちで構えていた私ですが、この時イデは発動したのです。ばばあ婦人はそう宣言するやいなや、合体ロボの変形シーンの如く姿勢を私側に変えて観賞モード突入状態になってしまったのです。

狭量な私にはこの行為は耐え難く、こちらの予告に逐一反応して「これ当る」だとか的中率50パーセントの予言をし続ける婦人の振る舞いに負の感情が湧いたのは言うまでもありません。

しかも30分以上延々と観賞し続ける厚かましさ!!げに人のエゴは無限大、優しさと優しさがぶつかりあって憎しみが生まれる…そんな事を考えていた矢先、婦人は急旋回で自分の台に向き直り遊戯を開始…!?すると開始速攻で婦人は当たりを引いたではありませんか。あの再三の「もう出ない」予言はなんだったのか。

安堵と同時に戦意を無くした私は、ばばあの笑顔を確認して席を去ったのです。

投資詐欺編

むかしむかし、あるパチンコ番組に近所の店が出ており、番組の中でイベント告知を行っていました。そこでは店長が番組司会者の希望通りのイベントを行うといったやりとりがなされ、ヘソを調整するゲージの束を持った司会者が店長に上から2番目の大きさのゲージを見せて、某機種の調整を「これでお願いします」などと言っていました。

店長も「わかりました」などと快諾の返答。調子に乗った司会者が一番上のゲージを出すと、「それは勘弁して下さい」なんて台本どおりの展開。しかしまあこんなものまで見せてイベント告知をするのだから信頼度は相当なものといえるだろう。私は胸躍らせ決戦の日を待ちました。

そして決戦の日、5分遅れというミスを犯し台がもうないのではないかという不安を抱えながら店に入ると、イベント台に座っている客は1人!!別な不安が今度は現れたのです。

恐る恐る台に近づくと地獄の門という形容がピッタリなほど見事に狭いヘソ!!スロットと違って台を見ればある程度のレベルがわかってしまうパチンコにおいてこれは国民の信頼を失わせる行為。番組でのあのやりとりはまさに茶番と言われても仕方の無いものである。

絶望した私は打つことなく店を後にしたのです。

他力本願編

そのむかし、マルホン社の機種とりっぷランドチキチキチキンを打っていた時のことです。隣におっさんが来て打ち始めたのですが、すぐにヘソと電チュー部分のところにブドウができて、ジャンプ釘まで辿り着けばヘソ入賞間違いなしというカイジも驚くビクトリーロードがおっさんの台に現出したのです。

1000円で60〜80回転という異常な回転率を叩き出しており、まさしく人が羨む神台に変化したソレを私はただ見つめる事しかできませんでした。

内心おもしろくない私は忌々しく思っていましたが、どうやらおっさん所持金がなかったらしく5000円で資金がショートしたようでした。

しめた!!すぐに台を移ってやる!!欲にまみれエゴの権化と化した私は虎視眈々とその機を窺っていましたが、なんとおっさん力尽きたと同時に店員を呼びブドウを解除してしまったではありませんか!!

おいおい「この台打つかい?」とか黙認していた(!?)私に勧めるならともかく、散々恩恵を与っていたくせに自分が打てなくなったら跡残さずか!とエゴに塗れたその時の私は思いましたがそんな考えはいけないのです。

金は魔力は人の人格を変える…そんなことを思い知る出来事でした。

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